2010年08月
2010年08月18日
伝・説・兄・妹!
昨日のブログ更新をすっかり忘れていた『このラノ』編集部のSです。
よく人名や作品名を間違える上司から
「貴様ブログ更新忘れるとか許されると思っとんのか、あぁん?」
と言われたので、今必死でこの文を書いています。
(正座しつつ膝の上に石の板を載せながら)
それはともかく(典型的なごまかし用の接続詞)、月曜から受賞作の立ち読みが始まりました。
皆さんもう読んでいただけましたでしょうか。
いずれも冒頭のほんの少しですが、大体の雰囲気はつかめるのではないでしょうか。
立ち読みでお気に入り作品をチェックして、9月10日は書店へGOだ!
……と、これだけというのもなんなので、先週に続いて担当作の紹介でもしましょうかね。
私Sは大賞の『ランジーン×コード』以外にあと2作品担当しているのですが、
そのうちのひとつが特別賞の『伝説兄妹!』です。
大まかなあらすじは特設サイトをご覧いただくとして、
この作品は……なんというか変な作品です。
主人公の柏木は小樽の大学生なのですが、
こいつがもうどうしようもないダメ人間。
友人に金を借りても返さないし、趣味の詩の才能はゼロ。
著者のおかもと(仮)さんも「こいつ最低ですから」と太鼓判を押す(?)ほどの、
おおよそ主人公らしからぬ主人公。
まあ、それでもどうにも憎めないのが、主人公たるゆえんでしょうか。
その柏木が、裏山の遺跡で謎の幼女・デシ子を見つけるところから
物語が幕を開けるのですが、
このデシ子がまた柏木にはもったいないくらいのいい子なのです。
きらきらした目で柏木を「お師さま!」と慕う姿には、
そのテの趣味がない人でも思わずほわわんとしてしまうはず。
そんなデシ子の才能に目を付けて金を稼ごうとする柏木は
やっぱりどうしようもなくダメな奴なのですが……。
……気のせいか「ほんとにおもしろいの?」という声が聞こえた気が。
が、これが滅法おもしろいのです。
デシ子のかわいらしさ、柏木と友人たちのアホなやり取り、
リアリティあふれる小樽の描写(笑)と見どころは盛りだくさん。
特に終盤には、驚きと感動の(いやほんとに)展開が待っています。
柏木のダメっぷりに耐えられない、という人もいるかもしれませんが、
大丈夫! 男ツンデレだと思えば!
イラストのYAZAさんは、柏木周りの男ムサさと
デシ子の純真さを共にバッチリ表現してくれる稀有な描き手。
口絵はマンガになっていて、序盤のあらすじがわかるようになっているので、
ぜひ店頭でパラ見して(そしてそのままレジへ持っていって)いただければと思います。
そんなわけで9月10日の発売日まで、
皿に空けたプリンをぷるぷるさせながらお待ちください。
編集部Sでした。
http://konorano.jp/
http://award2010.konorano.jp/
2010年08月16日
夏コミ終了 そして、立ち読みスタート!
夏コミも無事終了したようですね。
私Tもビックサイトに参上しましたよ~。
当然その後は秋葉原に。
14日、15日の2日間
秋葉原と国際展示場駅周辺で
『このラノ』大賞発表、『このラノ』文庫創刊を告知する、
号外新聞を配りました。
浴衣の女の子たちがビラを配っていたあれです。
もしかしたら、このブログをご覧いただいている方のなかにも、
ビラを受け取った方がいるかも知れませんね。
当日の模様などはまた、後日アップ予定です。
いや~、それにしても、コミケの3日間ほんとに暑かったですね。
個人的には、
コスプレ広場の仮面ライダーコスの方が、
暑さで死にそうになっているのが印象的でした。
それから、本日より、受賞作特集サイトにて
受賞作品の立ち読みが始まりましたよ~。
気になっていたあの作品を、一足先にちょっとだけ読むことが出来ます。
実は並行して、今も細かな改稿作業も行われていたりもするので、
発売時には、
そのへんの違いを読み比べることも出来るかもしれませんね。
出来立てホヤホヤの受賞作たちを
お楽しみいただければ幸いです。
公式サイト
http://konorano.jp/
受賞作特集サイト
http://award2010.konorano.jp/
2010年08月13日
夏だ!コミケだ!夏ラノだ!
『このラノ』編集部は残念ながら今回は出店はしませんが、
明日、14日は秋葉原に、
明後日、15日はビックサイトおよび秋葉原に、
参上予定です!
当日は、
プレゼントや、クーポンなど
お得情報満載の、“号外新聞”を配布予定ですよ〜。
会場周辺や、秋葉原などでお目にかかりましたら、
ぜひ、もらってあげてくださいね。
配布の目印は浴衣だとかなんとか…。
私Tも現場スタンバイ予定だとかなんとか…。
今から楽しみです。
http://konorano.jp/
http://award2010.konorano.jp/
2010年08月10日
スペシャルインタビュー第1弾!
前のエントリでTさんも書かれていますが、第1回最終選考結果発表から1週間がたちました。
この1週間、編集部は本当に嵐のような毎日。
私Sもその例に漏れず、今日までTwitterもブログもろくに見れない日々が続いていましたが、
週が明けてようやくちょっと落ち着いてきた感じです。
これからはTwitterにも復帰してバリバリpost……できるといいな……
ともあれ発売まであと1か月。
これからは様々な形で刊行作品の魅力を伝えていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!
……と、書いた矢先に大賞スペシャルブログが更新されておりました。
大賞受賞作『ランジーン×コード』の著者、大泉貴さんのインタビューです。
簡単なインタビューながら、大泉さんの人柄がよく伝わる内容になっております。
どうぞお見逃しなく!
ちなみに『ランジーン×コード』は私、Sが担当しております。
大泉さんは一見、どこにでもいそうな(失礼)木訥な好青年という感じなのですが、
作品にかける思いの強さは並々ならぬものがあります。
特に『ランジーン×コード』は、構想自体はずっと昔からあったということで、
打ち合わせのたびに作品に込められた思いの熱さを実感させられます。
そんな思いを形にすべく、不肖私Sも微力を尽くした結果、
手前味噌ながら大賞にふさわしい1冊に仕上がったのではないかと思います。
しばの番茶さんのイラストも絶妙な仕上がり。これはもう読むしかない!
というわけで(笑)1か月後の発売日まで、
奥歯をギリギリと噛みしめながらお待ちください。
編集Sでした。
http://konorano.jp/
http://award2010.konorano.jp/
2010年08月09日
入稿です
第1回『このライトノベルがすごい!』大賞の
結果発表からはや、一週間が経ちました~。
いやいや、どきどき、わくわくの一週間でした。
発表後には、
さまざまなサイトさんでも取り上げていただきありがとうございます。
産経ニュース
MANATANWEB
あにげマ!
などなど。(全てあげることが出来なくてスイマセン)
ありがとうございます。
本日は、壁紙のダウンロードなんかもスタートして、
今後も、何かしら新しい情報を随時サイトで更新していきたいな~と
思っているところです。
さて編集部はというと、
なんとかかんとか、順調?に進行しております。(汗)
今日は受賞作の本文や巻頭部分の入稿を行いましたよ~。
皆様の手元にお届けできるのが今から楽しみです。
……というか、自分が一番楽しみだったりして。
そんな週明け月曜日でした。
http://konorano.jp/
http://award2010.konorano.jp/